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TNFD対応サービスのご案内

各サービスのスコープ

シンクネイチャーのTNFD対応

シンク・ネイチャーは、 自然関連財務情報開示タスクフォース Taskforce on Nature-related Financial Disclosures (TNFD) 対応を支援するサービスを提供しています。

シンク・ネイチャーのサービスの特徴は、 意思決定に必要な情報を提供していることです。

個社の事業リスクに向き合い、学術的知見に基づき最新のビッグデータとAIを活用した専門的分析を行います。 リスク・機会の定量的な評価に加え、社会的経済的背景を網羅したデスクトップ調査も提供しています。

本ページでは、シンク・ネイチャーが提供するサービスの概要を解説します。

サービス概要

TN LEAD

TN LEADは、シンク・ネイチャーが提供するコンサルティングサービスです。 自然関連財務情報開示タスクフォース Taskforce on Nature-related Financial Disclosures (TNFD) が提唱するLEAPプロセスに準拠した解析とレポートを提供します。

GBNAT

GBNATは、ビジネスのロケーション評価に特化した、オンラインサービスです。 海、陸、淡水すべてをカバーした高解像度の生物多様性の空間データと、生態系とそれに対するインパクトの状態(森林減少、フットプリント増加率、洪水リスク、渇水リスク、水質汚染)を組み合わせて、事業のロケーションを自動で評価します。 GBNATが提供するレポートの内容は、LEAPアプローチにおけるScopingおよびLocate分析に相当しています。

LEAPアプローチと各サービスの対応

以下の図に、各サービスがLEAPアプローチのどの部分に対応するかを示しました。

Scoping

Scopingでは、LEAPアプローチに基づいた対応を行うためのリソース配分に関する予備的な分析を行います。 GBNATで提供されるデータにより、生物多様性への潜在的な依存や影響が高い事業拠点を定量的に導き出すことができるため、 注力すべき領域を生物多様性の視点で端的に絞り込むことに役立ちます。

Locate

GBNATによる事業拠点との重ね合わせ分析は、 事業拠点の情報をGBNATに入力していただくことで、自動で実施されます。

事業拠点が不明な場合には、シンク・ネイチャーが提供する独自データに基づく分析により、 活動が行われている可能性が高い拠点を特定することができます。

さらに、金融機関様向けには、ポートフォリオ全体を網羅した分析も提供しております。

Evaluate

事業拠点ごとの依存と影響を詳細に分析するサービスは、 TN LEADによるコンサルティングサービスとして提供されています。
生物多様性や自然資本の状態に関する200以上のデータレイヤーと文献調査に基づく、依存・影響の定量的な評価が可能です。
さらに、影響経路が土地の開発であるように、明確に特定できる場合には、 事業活動(自然再生活動も含む)によって生じる生物多様性の変化を時系列的に評価することも可能です。

Assess

明確な依存、影響の評価に基づいて、それらが将来的な事業のリスクや機会(今後自社のビジネスはどうなるのか?) にどう影響するかを、シナリオ分析によって明らかにするのが、このフェースの分析です。

Prepare

TNFD開示をフルサポートさせていただくプランの場合には、開示を行う戦略設計から、 実際の文書作成までをサポートいたします。

開示を超えて

シンク・ネイチャーが提供する定量的な分析は、 「義務としての開示」を超えて、持続可能な事業戦略に直接的に貢献が可能です。

日本は、世界的に見てもTNFDのアダプターがとびぬけて多く、 国際的にも大きな期待を寄せられています。

シンク・ネイチャーは、こうした意識を共有する企業をご支援させていただくことを通じて、 持続可能な社会 "Living in Harmony with Nature" に貢献しています。

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このページの著者
五十里 翔吾
株式会社シンク・ネイチャー
サービス事業部 サービス開発マネージャー
投稿日 2024/11/28
最終更新 2024/11/28